中国に代わり米国で売り上げ拡大する韓国半導体、関税引き上げ時は直撃弾
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.02.12 09:30
鉄鋼とアルミニウムに続き半導体がトランプ米大統領の次の標的になった。トランプ大統領は10日、「自動車と半導体、医薬品に対する関税も検討している」と話した。韓国は米中半導体覇権戦争後、中国より米国への輸出依存度が大きくなっており、関税引き上げが現実化される場合には打撃は避けられない。
最近の推移を見るとSKハイニックスとサムスン電子とも北米売り上げが急増している。広帯域メモリー(HBM)市場を先取りしたSKハイニックスは昨年9月までの北米売上額が27兆3058億ウォンで1年前の9兆7357億ウォンの約3倍となった。全売り上げのうち北米の割合も1年前の同45.4%より13.4ポイント上昇した58.8%に達する。