中国「トランプ金脈」叩いた…米国製品80品目に標的関税
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.02.11 06:38
中国が10日午前0時を期して米国製品80品目に10~15%の関税を課し始めた。4日から米国が中国製品に10%の追加関税を課したのに対し報復措置に出たものだ。第1次トランプ政権時代に続き米中が互いに関税で圧力をかける「米中貿易戦争第2ラウンド」が本格化した形だ。
中華圏では中国のこうした制限された標的関税が「トランプ大統領の財政後援者を狙った精密打撃」という解釈が出ている。香港紙の星島日報は9日付社説を通じ「中国は精密打撃の力を関税品目で見せた。石炭、天然ガス、石油、自動車などの品目はトランプ大統領の選挙資金支援者と比較的関係が深く、トランプ大統領に衝撃が大きい」と主張した。その上で「強力な反撃能力を見せてこそトランプ大統領がいやがらせを止め平等な対話に参加するよう強要できる」とした。