住民が移住すれば観光地に…「トランプ氏、ガザ買収は婿のアイデア」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.02.07 06:44
ドナルド・トランプ米大統領の4日(現地時間)、「ガザ地区買収」という宣言が思いつきではなく、長年の構想だったということが明らかになっている。トランプ政権当時、ホワイトハウス上級補佐官として中東外交に深く関与した婿ジャレッド・クシュナー氏のアイデアをトランプ大統領が具体化したという分析だ。自分の課題であるイスラエルとサウジアラビアの国交樹立を達成するための交渉戦略という解釈もある。
ガザ所有構想を公開的に提起したのは、トランプ氏ではなくクシュナー氏が先だ。クシュナー氏は昨年2月、母校のハーバード大学での対談行事で、「ガザ地区にはマイアミのようなすばらしい海辺がある」とし、「ガザの住民が一時的にでもネゲブ砂漠やエジプトに移住すれば、(ここは)観光の中心地になり得る」と述べた。ロイター通信は「ガザ開発は2023年10月イスラエル戦争以降、クシュナー氏が主導したアイディア」と伝えた。