【中央時評】侮辱される自由民主主義=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.02.06 15:17
「分別がついて以降、今まで公職生活をしながら、自由民主主義という信念一つを強く抱いて生きてきた」。
先月21日の憲法裁判所弾劾審判3次弁論期日に出席した尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の弁だ。自身の戒厳実行が自由民主主義を守るためだったという主張だ。尹大統領は逮捕前、漢南洞(ハンナムドン)の公館の前に集まった支持者らに「この国の自由民主主義憲政秩序を守るために、このように多くの方々が苦労していることに感謝する」という内容の手紙を伝えたりもした。戒厳と弾劾反対集会、自身が受ける弾劾審判と刑事裁判が自由民主主義のための「聖戦」に化けた。