韓国公捜処、「半分の捜査」終了…「前行政安全部長官事件、検警に再移牒」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.02.05 07:45
韓国高位公職者犯罪捜査処(公捜処)が12・3非常戒厳事態の主要捜査対象者である李祥敏(イ・サンミン)前行政安全部長官事件を検察と警察に返還したと4日、明らかにした。公捜処は昨年12月に事件移牒要求権を発動して検警から事件の移管を受けた。公捜処はこれまで非常戒厳事態に関連した李前長官の職権乱用容疑を基に、内乱罪を関連犯罪として認知して捜査できるかどうか検討したが「捜査不可」の結論を下した。
李前長官は非常戒厳当時、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の指示を受けて特定報道機関と世論調査企業「世論調査・花」に対して電気と水の供給を断つよう試みた容疑などがもたれている。尹大統領は戒厳直後、このような指針が書かれた文書を見せ、李前長官は警察庁長官・消防庁長に電話をかけて封鎖のための断電・断水指示を履行したという内容が尹大統領の控訴状に含まれた。