異常気象の衝撃も大きいのに…トランプ大統領まで「食卓」ひっくり返すか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.02.04 08:09
トランプ米大統領が引き起こした「関税爆弾」の火の粉が国際農産物市場に燃え移った。コーヒー豆価格は過去最高値を記録し、小麦や大豆など穀物価格も高騰した。異常気象により食材料物価が上昇する「フードフレーション」に火が付いた状況でトランプ大統領の高率関税が油を注いでいる。
ニューヨーク先物取引所でアラビカ種のコーヒー豆価格は先月31日に1ポンド当たり3.78ドルを記録した。1年前の1.94ドルより94.8%上がり過去最高値となった。同じ期間にロンドン先物取引所でロブスタ種のコーヒー豆は1トン当たり3168ドルから5694ドルに79.7%急騰した。アラビカ種は主にカフェなどに納品され、ロブスタ種はインスタントコーヒーの原料に使われる。2種類の豆価格は国際コーヒー価格を決める基準となる。