【社説】尹大統領内乱容疑で拘束起訴…裁判で正義の立て直しを
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.01.27 15:06
韓国検察が昨日内乱首魁容疑を受けている尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領を拘束起訴した。高位公職者犯罪捜査処(公捜処)が尹大統領を竜山漢南洞(ヨンサン・ハンナムドン)の官邸で逮捕して11日ぶりのことだ。検察は公捜処の捜査移管を受けて追加で捜査を行う予定だったが、裁判所が「公捜処の事件に検察が捜査をするのは適切ではない」と判断したことを受けて起訴する手順を踏んだ。尹大統領の容疑が重大なことから、検察の拘束起訴は当然の決定だとみることができる。
非常戒厳に加担した内乱容疑で金竜顕(キム・ヨンヒョン)前国防部長官と呂寅兄(ヨ・インヒョン)前防諜司令官、郭種根(クァク・ジョングン)前特殊戦司令官、ノ・サンウォン前情報司令官、趙志浩(チョ・ジホ)警察庁長官(現在保釈)らは全員拘束されたのに、首魁容疑のある尹大統領が異なる処分を受けるというのは公平性次元でも大きな問題がある。