【現場から】「裁判所乱入は自由運動・殉教」…詭弁でアザができる法治主義=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.01.27 13:56
19日未明、司法府の象徴である裁判所庁舎が踏みにじられるという事態を韓国国民は目撃した。尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の拘束令状が発付されたことを受けて支持者100人余りがソウル西部地裁の玄関および階段側のガラス扉を破って侵入した後、7階の令状専門担当判事室などに乱入して器物を破損した。大法院(最高裁)の千大燁(チョン・デヨプ)法院行政処長(大法官)は「裁判官に対するテロ」と規定し、大検察庁は「法治主義と司法体系を全面否定する重大な犯罪」とコメントした。李鎬永(イ・ホヨン)警察庁長官職務代理は「今回の事態が暴動であることに同意する」とも話した。
ところが西部地裁不法乱入を「自由運動」としながら擁護する人々がいる。イ・ハサン弁護士ら乱入被疑者の弁護人を自任した20人余りはユーチューブ(YouTube)などソーシャルメディアで「正当な国民抵抗権を行使した」と主張する。これに先立ち、サラン(愛)第一教会のチョン・グァンフン牧師が「尹大統領逮捕・拘束令状の発付は不法なので、物理力の行使は正当だ」と主張したことと同じ脈絡だ。イ弁護士は「法治は崩壊したのに、建物だけが立っていて何の用があるか」として裁判所侵入を擁護した。