「内乱容疑」尹大統領、拘束起訴される(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.01.27 07:32
韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が26日、「12・3非常戒厳」から 54日ぶりに拘束起訴された。検察の非常戒厳特別捜査本部〔本部長・朴世鉉(パク・セヒョン)ソウル高検長〕はこの日午後6時55分ごろ、「尹大統領を内乱首魁容疑で拘束起訴した」と明らかにした。これによって尹大統領は現職大統領では憲政史で初めて、15日逮捕、19日拘束収監されたことに続き、内乱罪で裁判に渡された。
この日の起訴は高位公職者犯罪捜査処(公捜処)が23日に尹大統領事件を検察に送致してから4日ぶり。沈雨廷(シム・ウジョン)検察総長が最終決定を下した。沈総長はこの日午前10時から約2時間50分間、大検察庁で、尹大統領をすぐに起訴するか、釈放後に不拘束捜査を継続するかについて全国検事長会議を招集した。ソウル中央地方法院(地裁)が24日と25日、検察の拘束期間延長申請を許可しなかったことに伴い、尹大統領拘束期間満了(27日)を翌日に控えて招集した異例の会議だった。