大統領権限代行も将軍も誰もが尹大統領を指しているが…本人は「指示したことない」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.01.22 07:31
韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は21日、非常立法機構予算を編成するように指示するメモを崔相穆(チェ・サンモク)企画財政部長官(現大統領権限代行)に渡したことがなく、国会議員を引きずり出せと指示したこともないとし、内乱罪核心容疑を否認した。尹大統領はまた、12・3非常戒厳宣言は不正選挙疑惑ファクト確認の次元のものだったとも主張した。現職大統領として初めて憲法裁判所弾劾審判第3回弁論が開かれた大審判廷に直接出席して被請求人訊問に答えながらだ。
文炯培(ムン・ヒョンべ)憲法裁判所長権限代行から「国家非常立法機構関連の予算編成するというメモを企財部長官に渡したことはあるか」と尋ねられると、尹大統領は「私は(そのようなものは)渡したこともない。戒厳を解除した後、しばらくしてからメディアからこのようなメモが出てきたという記事を見た」と答えた。あわせて「これを作ることができる人は〔金竜顕(キム・ヨンヒョン)〕国防部長官しかいないが、その時国防部長官が拘束されていて具体的に確認することができなかった。内容を見ると、(内容)自体が(互いに)矛盾しているようだ」と付け加えた。