【社説】トランプ政権2期目、危機を機会にする底力の発揮を=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.01.21 14:26
20日(現地時間)、米国の第47代大統領にドナルド・トランプ氏が就任した。4年前に「いかなる形でも帰ってくる」という言葉を残してワシントンを離れたトランプ大統領が華麗に帰還したのだ。トランプ氏は米国が直面した危機を解決するため「歴史的な速度と力で行動する」と宣言した。米国優先主義は4年前より強まり、各国はトランプ発の請求書を予測しながらすでに生存戦略の準備に入っている。
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領拘束事態でリーダーシップが不在の韓国の危機感は大きい。最近の欧州外交協会の調査によると、韓国人は調査対象24カ国のうちトランプ政権2期目を最も悲観的(肯定敵11%、否定的68%)とみている。輸出主導型の経済構造と北朝鮮の核の脅威に露出した韓国は、トランプ氏の新しい安保・通商政策がもたらす「パーフェクトストーム」を憂慮している。