韓国製K9自走砲、中国と国境接するベトナムへの輸出迫る…共産圏国向けは初めて
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.01.20 17:18
韓国の主力防衛産業輸出品目であるK9自走砲のベトナム向け輸出が迫っていることがわかった。最終契約が結ばれれば韓国の防衛産業で初めての共産圏国向け輸出となる。時期的に、米国の第2次トランプ政権発足直後に米中の競争が激しい東南アジア地域でK9自走砲が存在感を示す形になった。
関連消息筋によると、韓国政府とベトナム政府は韓国製K9自走砲輸出契約に対する詰めの検討を進めている。消息筋は「輸出量は25台プラスアルファで議論中。30基前後のK9を導入したオーストラリアとノルウェーなど西側諸国と比べても小さくない規模」と伝えた。別の消息筋は「両国間で手続きが順調に進んでいるという前提で、来月にも契約が可能になるものと承知している」と伝えた。