IMF、韓国の経済成長率を「戒厳事態」前と同じ2.0%提示
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2025.01.18 10:30
国際通貨基金(IMF)が17日、今年の韓国の経済成長率を2.0%と予想した。昨年11月に発表した数値と同じだ。その間「12・3非常戒厳事態」と尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領弾劾案の国会通過など国内の政局混乱が続いたが、IMFは予測値を維持した。これは政府(1.8%)と韓国銀行(韓銀、1.9%)の予測値より高く、韓国開発研究院(KDI、2.0%)と同じ。経済協力開発機構(OECD、2.1%)よりは低い。政府は年初に予測値を発表し、韓銀、KDI、OECDなどの数値は昨年11-12月基準だ。
IMFは年間4回(1・4・7・10月)定期的に世界経済見通しを発表する。IMFは昨年最後の定期見通し(10月)で韓国の成長率を2.2%と提示したが、今回は当時より0.2%低めた。ただ、昨年11月にIMF協議団が韓国で2週間の年次協議を行いながら出した不定期の予測値(2.0%)は変更しなかった。