【コラム】トランプ2期目、韓米日の3頭立て馬車は生き残るのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.01.16 13:50
すべての政権は退任後に歴史的に評価される遺産(レガシー)を残そうとする。任期半ばに入ればレガシーキャンペーンに力を入れて企画する理由もそのためだ。米大統領の再選は経済、歴史的な評価は外交・安保業績にかかっているという話がある。4日後に就任するトランプ次期大統領がロールモデルとするレーガン元大統領が偉大な大統領という評価を受けるのは、彼がソ連との冷戦で勝利した大統領であるからだ。
バイデン大統領は自身の外交・安保成果として、史上初めて構築された韓米日協力体制を前面に出した。米国の覇権に挑戦する中国を狙った強力な「3頭立て馬車」を作った点を治績に挙げたのだ。バイデン政権のブリンケン国務長官が最近、退任を控えて告別訪問国に世界の多くの国から韓国と日本を選択したのも同じ理由であるはずだ。