<チェジュ航空旅客機事故>「惨事1カ月が治癒ゴールデンタイム、遺族に対する2次加害がさらなる悪影響」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.01.14 14:08
「『惨事直後1カ月が外傷後ストレス障害(トラウマ)治療のゴールデンタイムです。まず喪失を受け入れた後、見送った家族を心の中に再配置するような哀悼が後に伴ってこそ長期的な精神的後遺症を防げます」
12・29チェジュ航空旅客機惨事直後、現場に駆けつけた国家トラウマセンター長のシム・ミニョン氏(49)はこのように話した。「まずは葬儀が先」という考えでトラウマ治療を後回しにしたり、最初から引きこもって相談自体を拒否したりすれば、惨事直後1カ月から最大3カ月といわれるトラウマ治療の適正時期を逃すことになりかねないとしながらだ。韓国政府などの支援についても「適正時期は事故発生直後」とし「2週間ほど過ぎればメディアの関心が薄れ、1カ月経てば支援策や予防策の議論も蜃気楼のように消える」と話した。