ノーベル賞のジョンソン教授「関税で同盟防衛費圧迫、これがトランプドクトリン」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.01.14 10:56
昨年ノーベル経済学賞を受賞したマサチューセッツ工科大学(MIT)のサイモン・ジョンソン教授はトランプ次期米大統領の無差別的な関税政策に対し「国際経済システムを崩壊させ米国経済にも被害を与える前近代的発想」としながらも、「トランプ氏もやはりこれをわかっているだろう」と話した。
ジョンソン教授は12日、中央日報とのインタビューで「トランプ氏の政策は根本的に米国が同盟と世界の経済・安全保障の求心点から遠ざかる方向へ進んでいる」としてこのように評価した。ただ「トランプ氏の政策が実際にどのように展開するかはもう少し見守らなければならない」という話を繰り返し、「第2次トランプ政権を予測するには関税、移民政策、領土拡張発言などを個別に分析するより全体を見なければならない」とした。