54年前にすでに関税10%の強硬策…ニクソンを見れば第2次トランプ政権が見える(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.01.13 08:47
在韓米軍の運用戦略に変化が起きる可能性も排除することはできない。第2次トランプ政権の安全保障政策のブレーンになると予想される国防次官に指名されたエルブリッジ・コルビー氏は昨年4月に中央日報とのインタビューで「韓国は米国の在来式戦力支援に対する期待を減らし直接韓半島(朝鮮半島)を防衛しなければならない。在韓米軍の役割を対北朝鮮防衛から対中抑止に焦点を合わせる側に転換しなければならない」と主張した。
これと関連して成均館(ソンギュングァン)大学政治外交学科のチャ・テソ教授は、「トランプ氏が追求するアメリカファーストの終わりは『アジアの安全保障はアジア人の手に』としてベトナムから撤収したニクソン氏と大きく異ならないだろう。すると韓国核武装論など以前には過激に見えた議論が見違えるように活発になるかもしれない」と予想する。