極超音速ミサイル挑発後に地方工場訪問して「成果」強調…金正恩委員長、先代との差別化に没頭
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.01.08 13:43
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が「新型極超音速ミサイル」と主張して挑発を敢行した翌日の7日、新年最初の経済関連活動で地方工場の竣工式に出席し、成果を強調した。国防分野で成果を出した直後に地方工場を訪れたのは、国防・安保に優先順位を置きながらも先代との差別化のために前面に出した「地方発展20X10」政策を支障なく進めていくるという意志を表したものと解釈される。
労働新聞は8日、金委員長が前日に「地方発展20X10政策(黄海南道)載寧郡(チェリョングン)地方工業工場竣工式」に出席したと報じた。行事には経済指令塔の朴泰成(パク・テソン)首相をはじめ、党と内閣の幹部、建設に動員された軍人、工場の幹部と労働者らが出席した。