大統領弾劾の雷管なった「内乱罪撤回」…韓国与党圏「憲法裁判所の決定めぐり是非論争が大きくなる」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.01.08 07:15
与野党の内乱罪撤回攻防は弾劾審判の速度とも直結している。憲法裁判所で内乱罪の有無罪まで審議することになれば証人審問を経なければならないなど弾劾審判速度が落ちるよりほかない。国民の力は、次期有力大統領候補である李在明(イ・ジェミョン)民主党代表の被選挙権が制限されることができる公職選挙法裁判2審宣告前に大統領選挙を行おうと民主党が弾劾訴追事由から内乱罪を抜いたと疑っている。逆に民主党は、国民の力が弾劾案正当性問題を指摘して次期大統領選挙準備のための時間を稼ごうとするとみている。結局、与野党ともに「時間との戦い」をしている格好だ。
このような攻防が、この日法司委で激しくなると、憲法裁判所の金正元(キム・ジョンウォン)事務処長は「最終的な結論は裁判部が行うので見守ってほしい」と言葉少なに話した。