トランプ政権に判断持ち越そうとしたが…バイデン大統領、労組意識しUSスチール売却認めず
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.01.06 16:56
バイデン米大統領が日本製鉄のUSスチール買収に対する最終不許可決定をする際に参謀の多くが反対意見を提示したがこれを握りつぶしたことがわかった。事実上トランプ次期政権に判断を持ち越そうという提案だったが、バイデン大統領が労組を意識してこうした決定を下したという。
ワシントンポストが5日に伝えたところによると、2日にホワイトハウスで開かれた会議でサリバン補佐官(国家安全保障担当)ら一部参謀は日本製鉄に米国の国家安全保障に与えるリスクを最小化する方法を提示する時間を与えようと提案した。事実上、買収許可決定を第2次トランプ政権に渡す案だ。