181人中2人だけが救助…務安空港のチェジュ航空機大惨事=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.12.30 06:59
29日午前11時、全羅南道(チョルラナムド)の務安(ムアン)国際空港の滑走路。焼け果た機体の胴体が原形が分からないほど粉々に飛び散っていた。本来なら39.5メートルある胴体の尾翼部分だけ15メートルほどが残された事故現場では、消防隊員が沈鬱な表情で収容した遺体を運び出していた。
全南務安空港で乗員乗客181人を乗せた旅客機が着陸途中に滑走路の外壁と衝突して179人が亡くなり2人が救助された。この日午後10時現在、収容された遺体のうち、身元が確認されたのは88人となっている。韓国国内で発生した航空事故で人命被害が最も大きな事故となった。