【社説】2回目の弾劾表決、常識と民心に従うべき=韓国
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2024.12.14 12:54
最大野党「共に民主党」など野党6党が今日(14日)、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領弾劾訴追案2次表決を実施する計画だ。国民の力は弾劾に賛成する韓東勲(ハン・ドンフン)代表と反対する親尹派の権性東(クォン・ソンドン)院内代表の2つに分かれて右往左往している。ただ、7日の最初の表決当時に国民の力で2票に終わった弾劾賛成票が2次投票では少なくとも7票に増えると予想され、弾劾可決の可能性は高まっている。安哲秀(アン・チョルス)議員、金宰燮(キム・ジェソプ)議員の7人が賛成の立場を明らかにしたうえ、親尹派の一部でも賛成の動きが感知されているからだ。
それでも権性東院内代表は「まだ党論は弾劾否決」という立場を固守している。一昨日の投票で108票のうち74票を獲得して当選した勢いを背に、弾劾訴追の結果を口実に韓東勲指導部の瓦解を狙う内心が見える。一方、韓代表側は代表職固守に意志を明確にしながら議員の自律投票を主張している。弾劾訴追案が可決すれば与党は分党レベルの深刻な内紛に直面する公算が大きい。