戒厳に乗じて政界発フェイクニュースに…普段は何も言わない在韓大使館が先を争ってコメント
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.12.12 16:19
韓国の戒厳局面に乗じて政界で生成される「フェイクニュース」に複数の在韓大使館が相次いでコメントを出して異例の反論に出た。来年韓国で開かれるアジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議を主要国がボイコットすることにしたという虚偽の主張まで出てきたが、国益を自ら害する行為だとする指摘もある。
野党「祖国革新党」金峻亨(キム・ジュンヒョン)議員は11日、国会外交統一委員会会議で「先週金曜日、重要5カ国の駐韓大使が会い、もし尹錫悦(ユン・ソクヨル)が引き続き大統領である場合、慶州(キョンジュ)APECを含めて国際首脳会談全体をボイコットすることにした」と主張した。6日午前、在韓英国大使館で米国主導の西側5カ国情報同盟「ファイブアイズ」(Five Eyes/米国・英国・カナダ・オーストラリア・ニュージーランド)の駐韓大使が集まったが、この席で「APECボイコット」を議論したという主張だ。