韓国、内需低迷に雇用まで…「経済主軸」製造業の雇用、19カ月ぶりに最大幅下落
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.12.12 09:51
「景気のバロメーター」と呼ばれる製造業の就業者数が19カ月ぶりに最も大幅に減った。弾劾政局が長期化し、内需・輸出・生産いずれも不確実性が増している中、雇用指標まで悪化している。11日、統計庁が発表した「11月雇用動向」によると、先月15歳以上の就業者数は2882万1000人で、前年同月比12万3000人増えた。10月の増加幅(8万3000人)から1カ月で再び10万人台を回復したが、依然として9月(14万4000人)よりは低い水準だ。
内需低迷による影響が大きい産業であるほど減少幅が大きかった。製造業の就業者数は9万5000人減った439万6000人を記録した。1年7カ月ぶりの最大幅の減少幅だ。製造業の就業者数は今年7月(-1万1000人)減少に転じて以来、5カ月連続でマイナスを続けている。 建設業(-9万6000人)と卸・小売業(-8万9000人)も大幅に減少した。それぞれ7カ月、9カ月連続の減少となった。統計庁関係者は「電子部品、衣服、紙パルプ類などの減少幅が大きくなり、建設景気悪化の影響もある」と説明した。