非常灯ついた韓国AI産業…「AI競争力世界3位」と言っていたのに「2軍」に分類
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.12.12 08:59
韓国の人工知能(AI)技術成熟度が「2軍」に分類されるというグローバルコンサルティング企業のレポートが公表された。これまで「世界AI技術3位圏に属する」としていた韓国政府の発表とはやや開きのある結果だ。
グローバルコンサルティング企業「ボストンコンサルティンググループ(BCG)」は先月20日、世界73カ国を対象に「AI成熟度」を調査したレポートを発刊した。AI成熟度は政府のAI技術専門担当組織が存在しているかどうか、AI専門家の集中度、AIユニコーン(企業価値10億ドル以上の非上場企業)の企業価値など、幅広い指標を総合的に考慮してBCGが算出した指標だ。韓国は「安定的競争者(steady contenders)」に分類された。最も高い段階である上位10%の「AI先導国(pioneer)」のすぐ下の段階だ。AI先導国はカナダ、中国、シンガポール、英国、米国など5カ国で、韓国と共に安定的競争者に分類された国家はドイツ、台湾、日本、フランス、マレーシアを含む23カ国だ。BCGはただし、AI先導国に分類された国家間で順位は付けていない。