「首相と与党代表による体制、憲法に合致しているか」…米大使、韓国に問う(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.12.10 07:47
ただ今回の立場は「韓首相と韓代表が常時的疎通を通じ経済・外交・国防など国政懸案を議論するとしたことに対する米国政府の立場は何か」など、共同国政運営体制に対する米政府の立場を確認するのに焦点が合わされた。それでも米国が「憲法に基づく民主主義作動」を繰り返し促したのは、共同国政運営体制が違憲議論から自由でないとの認識が反映されたと解釈する余地がある。
他国の国内政治状況に対しては言及自体を控えるのが外交的慣例である点から米国の反応は注目すべきだ。実際に在韓中国大使館は共同国政運営体制に対する中国の立場を聞く中央日報の質疑に9日、「韓国の内政に対しては評価しない」と答えた。在韓日本大使館もこの日、「他国の内政に対するコメントは控える」と答えた。これに対し米国は戒厳局面で「ひどく誤った判断」「深刻な違法」など強度が高い批判を繰り返してきた。