「首相と与党代表による体制、憲法に合致しているか」…米大使、韓国に問う(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.12.10 07:45
12月3日の戒厳事態が韓米同盟の異常気流につながる兆しがとらえられる中で、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領に対する弾劾案廃棄後に政府与党が出した韓悳洙(ハン・ドクス)首相と与党「国民の力」の韓東勲(ハン・ドンフン)代表による共同国政運営体制に対し、米国が「憲法に合致するのか」という趣旨の質問を提起したことがわかった。米国は事前に共有されなかった尹大統領の戒厳宣布に「深刻な懸念」を示したが、その後の過程でも不満を隠さずにいる。
関連事情に明るい複数の消息筋によると、外交部の趙兌烈(チョ・テヨル)長官は8日夜にゴールドバーグ駐韓米大使と会い、同日午前に発表された「共同国政運営体制」などについて説明した。趙長官とゴールドバーグ大使は戒厳事態直後の5日にも会ったが、3日ぶりに再度会ったのは政府与党のこうした対応方針について説明するのが主な理由だった可能性が大きい。