弾劾政局でなくても厳しい韓国経済…KDI「内需制約、不確実性拡大」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.12.09 17:57
韓国政府系研究機関である韓国開発研究院(KDI)が韓国経済の状況に対し「不確実性が拡大している」と評価した。KDIは尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領弾劾政局の影響には言及しなかった。尹大統領が呼び起こしたリスクがなくても韓国経済は困難に陥っているという診断だ。
KDIは9日に発表した「経済動向12月号」で、「最近の韓国経済は建設業を中心に景気改善傾向が制約される中で不確実性が拡大する姿」と総評した。KDIは「半導体生産と輸出が高い水準を持続し、関連設備投資も増加傾向を継続した」としながらも「しかし商品消費と建設投資の不振が続き内需回復が制約される姿」と指摘した。