シリア反乱軍、54年ぶり独裁に終止符
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.12.09 10:01
シリアのイスラム教スンニ派武装組織「シリア解放機構」(HTS)が主導する反乱軍が首都ダマスカスを掌握し、54年間続いてきたアサド独裁政権が崩壊したと宣言した。父ハフェズ・アサド(1930ー2000)を継いで24年間にわたり鉄拳統治をしてきたバッシャール・アサド大統領は逃避中に死亡した可能性も提起された。2011年の「アラブの春」をきっかけにシリアで内戦が始まってから13年目だ。
海外メディアはシリア政府軍を支援してきたイランとレバノン武装組織ヒズボラ、ロシアがそれぞれイスラエルとの戦争、ウクライナ戦争のため支援余力が不足したことを反乱軍の勝利の原因に挙げ、「2つの遠い戦争がシリアの運命を変えた」(CNN)と伝えた。