トランプ氏「NATO、米国を公正に待遇しなければ脱退も考慮…FRB議長の交代計画ない」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.12.09 09:41
交代か続投かに注目が集まっていた連邦準備制度理事会(FRB)首長のジェローム・パウエル議長については任期保障意思を明らかにした。トランプ氏は「パウエル議長を交代させるのか」という質問に「NO。そのようには考えていない」と答えた。続いて「私がそうしろといえば彼はそうするかもしれないが、私が(残れと)要請するならばおそらく(辞退)しないだろう」と付け加えた。
トランプ氏は大統領選挙期間、政策金利など米国の通貨政策を決めるFRBについて何度も不満を表わした。あわせて自身が再選した場合、パウエル議長を更迭する場合もあるとの考えを表明してきた。だが、この日トランプ氏がパウエル議長の残りの任期を保障すると話すと、ニューヨーク・タイムズ(NYT)は「政治的独立性が命のFRBに垂れ込めていた不確実性を解消した」と評価した。