トランプリスク対応に一刻を争うのに…ゴールデンタイム失いかねず=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.12.09 08:16
韓国の弾劾政局が長期化する兆しを見せ来年も経済ロードマップが終わりの見えない不確実性に陥った。現在成立が難航している予算案問題のほかにも民生回復に向けた政策対応が急がれる状況で経済のコントロールタワーが事実上まひする見通しだ。
ひとまず韓国政府が推進してきた各種税法改正案がふさがっている。野党が強く反対する相続税最高税率引き下げなど相続・贈与税法改正案だけでなく、与野党が事実上合意した金融投資所得税廃止、暗号資産課税猶予なども先行きは不透明だ。金融投資所得税と暗号資産課税のいずれも所得税法改正案が年内に通過しなければ来年1月1日から施行される。