「尹大統領は内乱容疑の被疑者」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.12.09 08:09
「12・3非常戒厳事態」を捜査する検察が尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領を内乱容疑の被疑者として立件したと明らかにした。朴世鉉(パク・セヒョン)検察非常戒厳事態特別捜査本部(特捜本)本部長は8日の記者会見で、尹大統領の立件に関する質問に対し、「関連告発状が数多く提出され、手続きに基づいて捜査中」とし「告発・告訴があれば手続き上では(被疑者立件は)そうだ」と答えた。検察は軍検察と共に60人規模で朴世鉉ソウル高検長を本部長とする特捜本を設置した。
朴本部長は尹大統領の緊急逮捕の可能性を問う言葉に「今後の捜査計画について答弁できる部分はない」としながらも「地位の上下を問わず法と原則に基づき厳正に最後まで捜査する」と述べた。また、いわゆる「検捜完剥」(検察捜査権完全剥奪)検察庁法などの改正で検察に内乱罪捜査権限がないという指摘は「職権乱用と内乱の2つの容疑ともに(検察が)捜査する」と一蹴した。核心被疑者の職権乱用と内乱容疑が事実上同じ証拠関係を持つため検察が捜査することができるという論理だ。