普段から「戦って死んでも思い残すことはない」…尹大統領のピント外れの自己確信
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.12.06 13:35
韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の「6時間の非常戒厳」の後遺症が政界を覆う中、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)やガーディアンなど海外有力メディアは尹大統領の行動を「無謀な賭け」と表現している。瞬間の行動で自身の大統領職を危うくしただけでなく、国全体を混乱に引きずり込んだためだ。
このような非合理的な行動に対して、与党圏からは「尹大統領の過去の発言を振り返ってみると、その背景を少し推し量ることができる」という言葉が聞かれる。複数の与党要人によると、尹大統領は当選した時期からたびたび強硬な発言を繰り返してきたという。尹大統領は任期序盤に「私は国を正しく立てるために大統領になった。5年間激しく戦う」としながら「私は戦って死ぬのだ。死んでも思い残すことはない」と話したという。国政運営に障害になる勢力とは妥協ではなく戦うという意志を示したのだ。