「戒厳ショック」外国人投資家6500億ウォン売り越し…韓国の対外信用度に赤信号(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.12.05 08:04
4日の非常戒厳宣布が6時間ほどで解除されたが、韓国経済への影響はしばらく続きそうだ。輸出と内需など内外に難題が多い状況で韓国の対外信用度が落ちるだろうという懸念が出ている。韓国政府の政策推進動力まで鈍化しないよう早期の収拾が最優先課題に浮上した。
まず対外信用度から打撃を受ける恐れがある。韓国の政治的リスクを赤裸々に示した格好だからだ。国際格付け会社は国ごとの信用評価時に「政治的安定性」を重要な評価要因のひとつに選ぶ。対外信用度下落は外国人投資家の離脱につながる。淑明(スンミョン)女子大学経済学科のカン・インス教授は4日、「政治リスクが対外的に知らされただけに今後国の格付けが1~2段階下がる可能性がある」と話した。