「驚いた胸がやっと落ち着いた」…戒厳解除、日常に戻った韓国の市民たち
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.12.04 16:20
「夜通し一眠りもできず、なんとか家を出てきました。2カ月前に(ソウル)大学病院に予約を入れたのにキャンセルになるのではないか、どれほど心配したことか…」。4日午前8時、大田(テジョン)駅で会ったクさん(47)はKTXの列車が遅延あるいは運休にならないか心配して出発時刻よりも1時間も早く家を出たという。前日3日夜、突然の戒厳宣言のニュースを聞いて家族とテレビを見守ったというクさんは「どれほど幸いなことか」と言って安堵した。
3日夜から4日未明にかけて「戒厳宣言・解除事態」を体験した市民は驚いた胸を撫で下ろしていち早く日常に復帰した。全国の主要駅や地下鉄駅には普段のように出勤する市民が忙しく行き来していた。列車を待つ市民は待合室でテレビや携帯電話で戒厳関連のニュースを見守った。鉄道労組が5日からストライキを予告しているが、多くの列車は遅延なく正常に到着・出発した。