【コラム】中国が先に米中関係を壊す可能性も
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.12.02 16:03
中国が明らかに柔軟になった。先月8日から韓国人にノービザ入国を認めたのが代表的な例だ。相互主義でなく中国の一方的な措置であり、修交32年目で初めてのことだ。2週後にはノービザ滞在期間を15日から30日に伸ばし、理由も従来の「観光とビジネス、親族訪問」に「交流訪問」を追加した。韓国だけが対象ではない。日本にも和解のジェスチャーを見せている。
中国は日本と領有権紛争がある尖閣諸島(中国名・釣魚島)問題で葛藤を最小化しようと努力している。日本の排他的経済水域内に設置したブイを外に移す意向を明らかにしたという。また中国軍用機の8月の日本領空侵犯事実を認め、日本人に対するノービザ入国も認めることにした。闘鶏のような中国の戦狼外交の姿は見られない。変化の裏にはトランプ前大統領の帰還がある。