韓国、4世帯に1世帯は家計簿「赤字」…自営業者の所得1.7%減
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.11.29 10:53
家計全体の懐事情がやや良くなった。しかし所得水準別の温度差が激しい。特に自営業者と低所得層が内需(国内消費)不振の衝撃波をそのまま受けた。韓国銀行(韓銀)が政策金利を3.25%から3.00%に0.25%引き下げた背景とも関係がある。
統計庁が28日に発表した「2024年7-9月期家計動向調査」によると、今年7-9月期の1世帯あたりの月平均所得は525万2000ウォン(約56万5400円)だった。1年前に比べ4.4%増えた。項目別に勤労所得(332万900ウォン)が就業者増加と賃金上昇の影響で3.3%増、移転所得(78万4000ウォン)が国民・基礎年金需給額、父母給与引き上げなどで7.7%増となり、所得の増加を牽引した。