【社説】終戦論の中でウクライナ特使訪韓、殺傷武器支援は難しい
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.11.28 10:29
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が昨日、ルステム・ウメロフ国防相を団長として訪韓したウクライナ大統領の特使団と会った。ロシアとの戦争が激化する中、ウクライナのゼレンスキー大統領が急いで特使団を派遣したのだ。
大統領室によると、尹大統領は昨日、「ロ朝の軍事協力による安保脅威に対処するため、韓国とウクライナが実効的な対応案を講じていくことを望む」と述べた。大統領室はウクライナの武器支援要請があったかどうかを明らかにしなかったが、1000日以上もロシアと戦争をして戦争物資が不足するウクライナが申源湜(シン・ウォンシク)国家安保室長、金竜顕(キム・ヨンヒョン)国防部長官と別に会った席などで、いかなる形であれ武器支援リストを出した可能性は高い。ウメロフ特使は「ロ朝軍事協力の高度化に対応するため韓国との協力案を積極的に模索するべきというゼレンスキー大統領の指示があった」とし「韓国と諸般協力を強化していくことを希望する」と明らかにした。