カナダとメキシコまで…トランプ氏、電撃的に関税賦課の方針表明(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.11.27 08:49
即断即決で進められた人選を終えたトランプ次期米大統領が就任前から超強硬関税カードを切り出した。就任初日に米国の3大貿易相手国である中国、メキシコ、カナダに高率の追加関税を課すと明らかにした。トランプ氏が関税を課すという3カ国のうち中国を除いたメキシコとカナダは米国と貿易協定(USMCA)を結んでいる。韓米自由貿易協定(FTA)を締結した韓国も関税爆弾の対象になりかねないという意味だ。
トランプ氏は25日、自身のソーシャルメディア(SNS)トゥルースソーシャルに「(就任日である)1月20日に最初の大統領令のひとつとしてメキシコとカナダから米国へのすべての製品に25%の関税を払わせるのに必要なすべての書類に署名する」と投稿した。中国に対しては「すべての中国製品に対し(既存の)追加関税に加え10%の追加関税を課す」とした。トランプ氏はこれらの国が違法移民と麻薬問題に十分に協力しなかったとし、関税適用期間を「麻薬、特にフェンタニル流入と違法に国境を超える移民をしっかり取り締まる時まで」と釘を刺した。