「2500・1400」崩壊、韓国金融「トランプショック」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.11.13 13:28
ドナルド・トランプ氏の米国大統領当選以降、韓国株式市場が続落し、ウォン安が急激に進行している。5日連続で「トランプラリー」を継続している米国証券市場とは違い、韓国総合株価指数(KOSPI)は8日以降、3日連続下落してついに12日2500台を割った。韓国ウォン相場もこの日「トランプ発スーパードル(ドル高)」台風に心理的マジノ線に挙げられている1400ウォン水準を2年ぶりに突破してウォン安が一気に進んだ。「トランプノミクス」(トランプ政府の経済政策)が韓国企業に特に大きな悪材料として作用する可能性があるという市場の否定的観測で外国人投資家の離脱も加速した。
12日、韓国取引所によると、この日 KOSPI終値は前日比1.94%安の2482.57ポイントを記録した。コスダック指数(KOSDAQ)も2.51%急落して終値は710.52ポイントとなった。KOSPI終値が2500台を割ったのは8月5日の「ブラックマンデー」以降約3カ月ぶりだ。