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<大リーグ>「50本塁打ー50盗塁」大谷がMVP候補…歴代2人目の両リーグ受賞を予約

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.11.13 10:51
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大谷翔平(30、LAドジャース)がナショナルリーグMVP候補に選ばれた。歴代2人目の両リーグMVP受賞も事実上予約した。

MLB事務局は13日(日本時間)、ナショナルリーグ(NL)とアメリカンリーグ(AL)のMVPと新人賞、監督賞、サイ・ヤング賞の最終候補を発表した。ナショナルリーグのMVP候補には大谷とフランシスコ・リンドア(ニューヨーク メッツ)、ケテル・マルテ(アリゾナ ダイヤモンドバックス)が名を連ねた。

 
大谷は今季、本塁打54本、盗塁59個をマークし、メジャー史上初の「50本塁打ー50盗塁」を達成した。打率もメジャーデビュー以降で最も高い3割1分0厘(636打数197安打)だった。大谷はLAエンゼルス所属だった2021年と23年に指名打者と先発投手の二刀流でアメリカンリーグMVPに選ばれた。今年はひじの手術の影響で投手として登板しなかったが、打撃能力だけでも十分に受賞が可能な成績を残した。

大谷がMVPに選ばれれば、メジャーリーグ史上2人目の両リーグMVP受賞者となる。フランク・ロビンソンが1961年にシンシナティ・レッズで、1966年にボルティモア・オリオールズで受賞している。また、シーズン指名打者として出場しながらMVPを受賞する初の選手となる。さらに歴代MVP受賞回数2位になる。バリー・ボンズ(7回)が最多記録で、3回受賞した選手は10人いる。

リンドアは打率2割7分3厘、本塁打33本、91打点、マルテは打率2割9分2厘、本塁打36本、95打点という成績を残した。遊撃手と二塁打で守備の役割が大きいポジションではあるが、大記録を達成した大谷の受賞が有力だ。

アメリカンリーグのMVP候補はアーロン・ジャッジ、フアン・ソト(ともにニューヨーク・ヤンキース)、ボビー・ウィット・ジュニア(カンザスシティ ロイヤルズ)だ。注目を受けているのは断然ジャッジだ。今季本塁打58本をマークした。ジャッジは2022年にクリーンな選手で初めて60本塁打(62本)を達成し、大谷を抑えてアメリカンリーグMVPに選ばれた。

アメリカンリーグのサイ・ヤング賞候補はエマニュエル・クラセ(クリーブランド・ガーディアンズ)、セス・ルーゴ(カンザスシティ)、タリック・スクーバル(デトロイト・タイガース)だ。クラセは4勝2敗47セーブ、防御率0.61をマークした。ルーゴは16勝9敗、防御率3.00、スクーバルは18勝4敗、防御率2.39だ。スクーバルの受賞が有力視される。

ナショナルリーグでは18勝3敗、防御率2.38のクリス・セール(アトランタ・ブレーブス)、16勝7敗、防御率2.57のザック・ウィーラー(フィラデルフィア・フィリーズ)、11勝3敗、防御率1.96のポール・スキーンズ(ピッツバーグ・パイレーツ)が候補だ。スキーンズは新人王候補にも入った。

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