「関税爆弾設計者」ライトハイザー元米通商代表部代表、超強硬保護貿易のトップに指名か(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.11.12 11:13
「トランプ国際経済政策の設計者」「生涯米国を代弁してきた鉄の保護貿易主義者」。ロバート・ライトハイザー元米通商代表部(USTR)代表のことだ。トランプ政権1期目にUSTR代表を務めて貿易政策を総括したライトハイザー氏は米国の通商経済のパラダイムを「規則を基盤とする多国間自由貿易」システムから強力な保護貿易主義体系に変えたという評価を受ける。1期目から忠誠心が検証された最側近の中の最側近であり、来年1月に始まる2期目も経済分野の重責を担うことが確実視される。
次期財務長官または商務長官の筆頭に挙がっているが、最近、トランプ氏がまたUSTR代表を要請したという英フィナンシャルタイムズ(FT)の報道があった。FTは8日、「『米国保護貿易主義の設計者』がまた中枢的な通商分野の責任者に指名される可能性のため、中国だけでなく米国の同盟国の間でも懸念が強まっている」と指摘した。