【コラム】トランプ氏の隣の安倍氏の空席、尹大統領が埋めるには
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.11.11 15:33
任期の折り返し点(10日)を控え、国内政治的に四面楚歌状況で国民の前で初めて頭を下げた尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領にとって、7日は生涯忘れることができない日になりそうだ。ところが国民向け談話のその日の早朝にあった非公開外交場面が大韓民国の今後の運命にはさらに重要とみられる。尹大統領が米国の次期大統領に決定したトランプ前大統領と初めて電話をした日であるからだ。
海外メディアによると、トランプ氏は大統領選挙の翌日にイスラエルのネタニヤフ首相をはじめ、5日間になんと約70人の外国首脳と電話をし、祝福の言葉を受けた。ところが韓国および日本の首脳との電話が特に目を引いた。日本メディアは尹大統領が7日午前7時59分から12分間、石破茂首相は午前9時30分からわずか5分間、それぞれトランプ氏と電話をしたという事実を比較した。トランプ政権1期目当時に「ブロマンス」を誇示した当時の安倍晋三首相は2016年の大統領選挙直後に20分間ほど電話をしたが、今回は韓国が電話の順序も早く時間も長かったという点に注目した。