トランプ氏勝利に歓呼する…8%急落した「防衛産業ナンバー1」が頼りにするもの(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.11.11 10:49
投資分析会社のバーチカル・リサーチ・パートナーズはこの数年間で世界的に物理的摩擦と地政学的緊張感が高まり、世界15大防衛産業企業が2026年末には520億ドル(約8兆円)のフリーキャッシュフローを記録するものと予想した。これは2021年末より2倍を超える数値だ。フリーキャッシュフローは企業が特定期間に稼いだ現金のうち税金と営業費用、営業設備投資金額を除いて余った金額だ。頻繁に起きる紛争と戦争で防衛産業企業が多額の稼ぎを得ることになり、投資家は持続的に防衛産業に注目している。来年1月に正式に発足する米国の第2次トランプ政権で防衛産業は代表的な恩恵分野に選ばれる。米防衛産業企業、そして関連上場指数ファンド(ETF)の特徴を調べ、どこに投資する価値があるのか玉石を選り分けてみた。
◇「自国の防衛に直接責任を負え」…米国製武器購入圧迫予想