日本の専門家 「トランプ、中国への圧力のため韓米中協力を維持するだろう」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.11.11 08:10
米国のトランプ前大統領の再選により、北東アジア情勢や韓米中韓関係、米日関係にどのような変化が生じるか。国際政治の専門家である渡部恒雄・笹川平和財団上席フェローは8日、中央日報のインタビューに対し、バイデン現政権が強力に推進した韓米日3か国協力について、「トランプ氏自身はあまり関心がないかもしれないが、側近たちは対中強硬派が多いため、中国への圧力の枠組みとして今後も維持されるだろう」との見解を示した。
米日関係については、トランプ第1次政権と安倍晋三元首相のような蜜月関係がトランプ第2次政権でも再び築かれるのは難しいとの見方を示した。渡部氏は、「トランプ氏は既に経験を積んでいる一方、石破茂首相は国内の政治的基盤が弱いなど、当時とは事情が異なる」として、「トランプ氏と日本だけが特別な関係を築くのは難しいだろう」と述べた。また、「石破首相は若い頃、ゴルフをやっていたと聞く。ゴルフを通じてトランプ氏とのコミュニケーションチャンネルを作るのが良いだろう」と語った。以下は一問一答。