トランプ氏当選有力で外国人投資家が韓国株売り…二次電池や自動車など一斉下落
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.11.06 17:57
6日の韓国証券市場は米大統領選挙の状況により上下した。午前中に上昇した韓国総合株価指数(KOSPI)はトランプ氏当選が有力になると午後に入り急落し、前営業日より0.52%下落の2563.51で取引を終えた。KOSDAQ指数もやはり1.13%下落の743.31ポイントを記録した。
指数を引き下げたのはハリス氏当選で恩恵を得られるとみられた中型・大型銘柄だった。トランプ氏の保護貿易政策の影響を受けると予想される二次電池とエネルギー銘柄はLGエナジーソリューションが7.0%、ポスコホールディングスが5.0%、サムスンSDIが6.0%下落し、自動車銘柄では現代自動車が4.0%、起亜が2.1%値を下げた。これに対し戦争など地政学的リスク深化で業績増加が予想される防衛産業銘柄ではハンファエアロスペースが7.0%、ネクスワン6.4%上がり、金融規制緩和の恩恵が予想される金融銘柄ではKB金融が3.3%、新韓持ち株が3.3%、原子力発電関連銘柄の斗山エナビリティが2.5%など一斉に上昇した。