【時論】統一は「平和革命」…準備してこそ訪れる=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.11.06 14:13
北朝鮮のウクライナ戦争傭兵送出で騒々しいが、統一をやめようという「統一放棄論」の波紋が依然として大きい。政府の要職にいた人たちが北朝鮮の立場を代弁するのは衝撃的だ。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が南北を「交戦中の敵対的な2国家関係」と規定しながら韓国を「不変の主敵」と宣言した。こうした状況で統一を放棄した分断固着の「二つの国家論」が韓半島(朝鮮半島)の安定と平和を保障できるだろうか。
統一放棄論は自由民主主義統一を拒否するという立場だ。北朝鮮の国力が回復して強くなるまで時間を稼ぐという策略だ。大韓民国の統一意志と統一力量の弱化を期待する平壌(ピョンヤン)を後押しする言動と変わらない。