互いの票田まで叩いた…シャイ・トランプvsヒドゥン・ハリス「隠れた票争い」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.11.05 09:44
5日に米国の歴史上最も激しい大接戦と評価される第47代大統領選挙の幕が上がる。50州と首都ワシントンDCに人口比例で割り当てられた合計538人の選挙人団のうち過半数の270人を確保すれば勝つ戦いだ。米国の有権者の選択により史上初の黒人女性大統領が誕生するのか、米国優先主義を叫ぶ「トランプ2期」に回帰するのかなど米国の運命が決まる。
状況は一寸先を予測するのが難しい霧の中だ。大統領選挙を2日前にした3日基準でリアルクリアポリティクス、270トゥウィン、538、ニューヨーク・タイムズ、ヒルなど主要選挙分析サイトによる7大激戦州の支持率平均はわずかならがトランプ氏が薄氷で優勢を示す。だが格差はほとんどが1ポイント前後で、統計学的には無意味な誤差範囲内のためだれも優位を断言するのは難しい。選挙大詰めでハリス副大統領支持層の結集傾向が明確で、10月初めの支持率反転後一時勝機をつかんだようだったトランプ氏が停滞し再び乱調傾向の様相だ。