ブランド品自慢の代わりに涙ぐましい努力…韓国MZ世代に「節約チャレンジ」が流行(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.11.04 17:56
オンラインコミュニティで「節約チャレンジ」のハッシュタグを検索すると関連投稿が数千件も引っかかる。1カ月の家計簿や日誌を投稿し、決まった現金だけで生活する参加者を募集する形だ。関連オープンチャットルームを見ると毎日午後8時~12時に参加者が1日の消費内訳を上げて節約や財テクの役立ち情報をシェアしていた。「急な飲み会の約束は控えるべき」「オリーブヤングで(化粧品)買わずに出てきたとはよくやった」などのアドバイスと激励が飛び交っている。
MZ世代の節約は過去の世代とは違い、積極的な投資を並行するケースが多い。単純に節約したお金を貯めるばかりでは財産を増やしにくいという判断からだ。1カ月に40万ウォンずつ株式投資するという会社員のキム・ヒョンウさん(31)は「現金の価値がますます落ちる状況で預金や積立だけするのはお金を遊ばせているだけと考える。ようやく貯めたお金でもある程度のリスクを甘受して投資する」と話す。勤勉で模範的に暮らす様子を紹介する配信で15万人の登録者を集めたユーチューバー「OWNOS」は自分のチャンネルで「いまは消費しなければならない理由を見つけられないほど節約があまりにも簡単になった。ただ銀行利子に期待するより株式投資を通じて目標資産にはるかに速く到達した」と明らかにした。