ラテン系3620万票が尋常ではない…ハリス56%、トランプ37%[米大統領選挙D-5]
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.10.31 08:05
米国内のヒスパニック(スペイン語使用国家・地域出身)およびラテン系(ラテンアメリカ出身)有権者は、人口比重が急速に増え、米選挙でも重要な政治的グループに浮上している。米国内ヒスパニック・ラテン系人口は合計6000万人を越えると予測され、このうち今回の大統領選挙で投票権を持っている有権者は3620万人で歴代最大規模となる。わずか数千、数万票差で勝負が決まる激戦州で、総有権者の20%に迫るヒスパニック・ラテン系の有権者は選挙戦を揺さぶる重要な変数だ。
彼らはこれまでの大統領選挙で移民者包容政策を展開してきた民主党候補を圧倒的に高い割合で支持してきた。だが、最近になって共和党に対する民主党の優位が明らかに弱まり、異常兆候が感知されている。カマラ・ハリス副大統領に対する結集が緩んだ反面、ドナルド・トランプ前大統領の支持勢力が大きくなっている。